一戸建ての断熱性能は窓で決まると言われているのをご存じでしょうか。
家の断熱性能は壁や床に注目されがちですが、窓こそが重要です。
これまで一般的な窓はアルミサッシでしたが、最近では樹脂サッシや複層ガラスの窓も増えてきています。
今回はこれから注文住宅を建てたいと考えている方に向けて窓の断熱性能を比較をご紹介します。
これからの窓選びの参考にしてください。
断熱性能の比較その1アルミサッシ
アルミサッシは日本の窓ではもっともポピュラーな窓サッシです。
コストパファーマンスに優れているため、日本の窓では約8割以上のシェアを誇っています。
アルミサッシは軽くて耐久性が高く、腐食やさびに強い素材です。
ただ、熱伝導率が高いために断熱性能は極めて低いので注意が必要です。
今後は新築住宅に対する省エネ性を求められますので、アルミサッシの採用は減少していくと予想されています。
断熱性能の比較その2樹脂サッシ
樹脂とは別名で「塩化ビニール樹脂」とも呼ばれており、日常で使うフライパンの取っ手などによく使われている素材です。
樹脂サッシはフレームが樹脂でできている窓のを指しています。
樹脂サッシの一番の特徴は断熱性の高さが挙げられます。
アルミサッシと比較すると熱伝導率が約1,000分の1です。
住宅の省エネ性が求められるようになって、注目されるようになりました。
欠点としては価格が高いのと、アルミサッシと比べて紫外線に弱いと言われています。
メンテナンス次第では30年位は持ちますので、あまり大きな欠点はならないでしょう。
窓の断熱性能として注目されている複層ガラス
窓の割合の大半を占めるのはガラスです。
一般的に多くの窓ガラスに用いられているのは単層ガラスです。
しかし、断熱性能で比較するなら複層ガラスに軍配が上がります。
複層ガラスでもいくつか種類があり、その中でも上位の断熱性能を持つのがトリプルガラスです。
トリプルガラスとはその名前の通り3枚のガラスを使った窓ガラスです。
ですが、まだ北海道や東北地方などの寒冷地でしか利用されておらず、あまり一般的な窓とは言えません。
まとめ
日本で最もポピュラーなサッシはアルミサッシです。
アルミサッシは、コストの面では優れているが断熱性能として限りなく低いです。
断熱性能を追い求めるなら、樹脂サッシにトリプルガラスをつけた窓がおすすめです。
断熱性能が高い住宅を作りたいのでしたらぜひ、樹脂サッシにトリプルガラスをつけた窓を選んでみてはどうでしょうか。
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