事故物件は、一般的に相場よりも低い価格で売り出されることが多いです。
価格に惹かれて、事故物件の購入を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで古家付きの事故物件を購入するメリットとデメリット、検討するときの注意点についてご紹介しますので、参考にしてください。
購入の際に気になる古家付き事故物件とは
事故物件とは、心理的瑕疵のある物件を指します。
心理的瑕疵とは、過去に住居内や庭などの敷地内で、孤独死や自殺、殺人事件などが起きた物件に感じる、精神的な違和感・嫌悪感です。
また、事故物件には、告知義務があります。
そのため、過去にその物件で起きた事故は、売買契約時に買主に伝えなければなりません。
そして事故物件の多くは、売却価格が安く設定されています。
それは、事故物件の数は売買されている物件のなかでも少なく流通性が低いことと、住みたいと考える方が少ないことが理由です。
古家付きの事故物件を購入するメリット
家の購入を考えるとき、事故物件は避けがちですが、実は下記のようなメリットがあります。
●相場より安い価格で購入できる
●競争率が低い
事故の程度によって異なりますが、古家付きの事故物件は、一般的に安い価格に設定されています。
その目安は、自殺の場合は相場より価格が約30%、殺人の場合は約30%~50%ほど安くなることが多いです。
また購入を希望する方は少ないため、価格の交渉もしやすく、購入に時間をかけられるメリットもあります。
しかし反対に、資産性が低い、実際に住むと精神的ストレスを感じるデメリットもあるので、十分な検討が必要です。
古家付きの事故物件を購入するときの注意点
購入を検討するときには、下記の注意点に気を付けましょう。
●事故物件となった要因を確認
●解体や整地するための費用が必要
●古家を取り壊して新築の建築が可能か確認
事故物件を購入するとき、契約の前に物件であった事故について説明があります。
そのとき、いつ頃、どこで、どのような事故があったのかをしっかり把握しましょう。
また、古家を解体するためには多額の費用が必要となるため、その費用も加味した購入計画を立てることも大切な注意点です。
不要な家具などの物品を残さないことを売買契約の条件に入れると、余分な解体費用の負担を避けることができます。
まとめ
家を購入するとき、価格が安く、購入に時間が掛けられるメリットから、古家付きの事故物件の購入を決断する方も少なくありません。
購入する際は、この記事でご紹介した注意点に気を付け、デメリットも理解したうえで決断するようにしましょう。
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