独身女性の場合、老後を考えると、賃貸物件で家賃を支払い続けるか、家を購入してしまうか、どちらが良いのでしょうか?
ここでは、 独身女性が老後のために考えておくべきこと、賃貸物件に住むのか・購入して住むのかメリットとデメリットをまとめました。
さらに、結婚することになったら購入した物件をどうするのかもご紹介いたしますので、今後の考え方の参考になれば幸いです。
独身女性が老後のために考えておくべきこと
日本の平均寿命は延びてきているため、現在、独身女性である場合、老後に備えていろいろと考えておくことは重要です。
老後となる60歳から平均寿命まで生き延びると仮定すると、30年程度あります。
60歳以上の単身世帯の平均支出は、月に約15万円であるため、約15万円×12か月×30年で5,400万円程度の費用が老後、必要になります。
ご自身の年金受給額を確認して、上記の老後に必要な費用を参考に、老後の貯蓄がどれくらい必要になるのか考えましょう。
そして、生活していくうえで重要となる住まいは、購入する場合、住宅ローンの返済の負担を考えると、早めに検討することをおすすめします。
具体的にいつにするのがおすすめかというと、30代から40代の比較的収入・生活が安定するタイミングです。
独身女性におすすめなのは賃貸物件?購入?メリット・デメリットは?
賃貸物件は、転勤など環境の変化により気軽に住み替えができ、契約も購入より簡単にできるのがメリットです。
ただ、自分のものではないため、住みやすいようにリフォームなどをすることはできず、自由に利用できないのがデメリットです。
また、老後は賃貸物件の入居審査に通りづらくなり、住み続ける限り家賃を支払い続けなければならないのもデメリットとなります。
一方、購入すれば、物件はご自身の資産になり、自由に使うことができる点がメリットです。
そして、初期費用は多くかかりますが、住宅ローン減税などを利用することで節税できます。
しかし、所有している限り、固定資産税を支払わなければならず、修繕費用など維持費もかかるのがデメリットです。
転勤などがあっても、気軽に住まいを変更しにくいという点もデメリットとなります。
結婚することになったら購入した物件は?
結婚することになったら、購入した物件に一緒に住むというのが1つの方法です。
また、購入した物件は売却して、その資金で新たな家に住み替えるという方法もあります。
ほかにも、賃貸として物件を貸し出し、家賃収入を得るという運用方法も検討してみてください。
まとめ
独身女性は老後のために考えておくべきことは、貯蓄や生活していくうえで重要となる住まいをどうするのかです。
老後を考えた住まいとして、賃貸物件に住むのか購入して住むのか、それぞれのメリット・デメリットなどを参考に、よく検討しましょう。
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