はじめて不動産を購入するとき、どう進めていくのかがわからないと不安ですよね。
そこでこの記事では不動産購入の流れや注意点、見るべきポイントなどを解説します。
不動産購入の流れと注意点
不動産購入は一般的に「資金計画→物件探し→現地見学→購入申し込み→ローン契約→入居・引っ越し」の流れで行われます。
不動産は大きな買い物なので、失敗しないように注意点をしっかりチェックしておきましょう。
購入するときの流れと注意点1『資金面』
不動産を購入するときは、物件価格以外にも仲介手数料や固定資産税などの出費があります。
購入したい物件以外の出費があることを踏まえたうえで、余裕のある資金計画を立てましょう。
また、住宅ローンにはさまざまな種類がありますが、完全固定金利型は返済中に金利の変動があった場合でも返済が終了するまで金額が変わりません。
その他にも返済中に金利の変動があった場合は、返済額が増えたり、減ったりする住宅ローンもあるので、ご自分の収入にあった住宅ローンを選びましょう。
購入するときの流れと注意点2『災害リスク』
物件を買うときに意外と見落としがちなのが災害リスクです。
地震や台風、雪など自然災害の備えをしておけば、被害を最小限にとどめられます。
不動産を選ぶときは、さまざまな自然災害のリスクを可視化した「ハザードマップ」をチェックしましょう。
不動産購入の流れ ~見るべきポイント~
不動産購入で見るべきポイント『周辺情報』
住宅の住み心地を決めるのは、建物だけではありません。
実際に住んでから、不便だったと後悔するのは避けたいですよね。
物件を見学するときは、周辺の生活環境もチェックしましょう。
主なチェック項目は以下の通りです。
●教育施設や公園
●スーパーやコンビニなど商業施設
●病院
●駅までの所要時間
不動産購入で見るべきポイント『室内』
不動産未完成の新築物件は、「モデルルーム」を見学するので、購入する物件と間取りが違うケースが少なくありません。
実際に購入する不動産の間取り図と見比べながらチェックしましょう。
また、中古や完成済みの物件は、自分が実際に住んでいる姿をイメージして細かく見ておきましょう。
●日当たり・風通し
●各部屋の広さや配置
●収納量
●キッチン設備
●トイレやお風呂
これらのポイントを確認して、自分の生活スタイルにあった物件を見つけることが大切です。
不動産購入の流れ ~内覧とは?~
不動産購入の流れで重要な点が「内覧」です。
内覧とは、不動産を購入する前に物件を見学することです。
一般的な流れとしては、中古物件や完成済みの新築物件は契約前に内覧を行いますが、未完成の新築物件は少し流れが変わります。
新築物件の場合、住宅が完成する前に契約をするため、完成後に内覧を行うのが基本です。
建物の状態や仕上がりが契約内容と同じかどうか、きちんと確認しましょう。