不動産を売ろうと考えている方は、やるべきことや準備することが多く、書類の準備に時間をかけたくないと思っているでしょう。
「何が必要か分からない」「どこで発行できるのか知らないから調べないといけない」といったように書類準備を億劫に感じている方は多いでしょう。
必要書類のなかでも重要度の高い3つの書類をチェックしていきましょう。
不動産売却時の必要書類をチェック①住民票
住民票は、売主の本人確認書類として使われます。
登記されている住所と現在住んでいる住所が違う場合は必須の書類です。
杉並区や世田谷区に住んでいる方は、同区の区役所にて発行可能です。
住民票には期限が設けられており、発行から3か月以内でなければ無効になってしまうので注意しましょう。
不動産売却時の必要書類をチェック②固定資産税納税通知書
固定資産税納税通知書は、納税金額のチェックのために必要になる書類です。
1月1日時点の所有者へ課税されることもあり、一旦売主が負担し、売却時期に応じて一部金額が払い戻されることが多いでしょう。
納税金額は毎年変動することもあり、最新のものを準備する必要があります。
もし通知書が見当たらない場合は各自治体の税務課へ問い合わせましょう。
納税通知書を再発行してしまうと、複数回の賦課処分をおこなう可能性があるため原則として再発行不可能ですが、土地家屋課税台帳の写しを取得できます。
この土地家屋課税台帳によって固定資産税の金額をチェックできるため、売却時の参考になるでしょう。
不動産売却時の必要書類をチェック③登記済権利書
登記済権利書は、登記されている名義人が物件の所有者か証明する書類です。
法務局より発行される書類で、登記名義人に交付されます。
もし紛失してしまった場合は法務局(登記所)に「事前通知」を送付してもらう方法や、司法書士などに本人確認を行ってもらう方法などがあります。
中野区や新宿区、練馬区に住んでいる場合は、同区にある東京法務局の各出張所へ問い合わせてみましょう。