不動産の購入や賃貸物件の契約など、災害保険に加入する機会は多いですが、その必要性とは一体どういったものなのでしょうか。
今回は、災害保険の中でも代表的な火災保険や地震保険についてご紹介していきます。
これから住宅の購入を検討しているのでしたら、大切な保険になりますので、ぜひ参考にしてみてください。
家を守る災害保険:火災保険とは?
その名のとおり火災が発生したときに住宅内の家財道具、電化製品や家具を補償してくれます。
また、これ以外にも台風や竜巻による突風被害や、床上浸水などといった浸水被害も補償してくれます。
保険会社によってはここからさらに細かい補償内容が入り、空き巣による盗難、排水管の詰まりといった被害も対応してくれる場合があります。
しかし保険も万能ではなく、こうした火災の原因が、地震が起因するものだったり、津波のような大災害については補償の範囲外になってしまうのです。
土石流が原因の埋没も、保険の補償範囲外になってしまいます。
家を守る災害保険:地震保険とは?
地震、土石流、津波といった大災害時に保証対象となるのが、こちら保険です。
基本的にこの保険は火災保険とセットでの加入となります。
地震が原因で出火した火事や、津波による被害や損壊、それらの災害による倒壊などが保険の補償範囲となります。
地震保険は4段階に分類された損害の程度によって保険金額の何%、といった具合に請求されます。
また、地震発生の翌日から数えて10日以降に出てきた損害も、保険の補償対象外です。
保証の可否や内容については会社によっても変わってきますので、自分にとって安心の保険に加入するのが一番です。
家を守る災害保険:必要性について
災害保険に加入しておく必要性については、自然災害の増加にともない、誰しも災害被害を受ける可能性とあわせて考える必要があるでしょう。
想定よりもはるかに大規模な災害が発生すると、住宅を守る術はなく、住宅を失ってしまいます。
またこれらの災害保険の他にも、自動車保険や医療保険と入った保険に加入しておくことで、災害時のリスクをさらに抑えることができます。
発生しなければそれに越したことはありませんが、災害は起きるものとして準備をしておいたほうが無難です。