世田谷区にある「豪徳寺」は、招き猫の発祥の地であるといわれています。
右手を挙げているかわいらしい姿の招き猫は、商売繫盛の縁起ものとして人気の置き物です。
今回は、世田谷区で不動産の購入を検討している方に向けて、世田谷区にある豪徳寺の歴史や、招き猫などについてご紹介します。
世田谷区にある「豪徳寺」の歴史についてご紹介
世田谷区にある豪徳寺の歴史は、世田谷が彦根藩の所領地となった寛永10年(1633年)までさかのぼります。
当時、彦根藩主であった井伊家が、文明12年(1480年)に建立された「弘徳院」を井伊家の江戸における菩提寺としました。
その後、万治2年(1659年)に豪徳寺と改称され、現在に至ります。
「豪徳寺」というのは、2代藩主井伊直孝の法号である「久昌院殿豪徳天英大居士」によるものです。
豪徳寺には、井伊直孝をはじめ歴代の藩主や王室の墓が良い状態で保存されていることから、平成20年(2008年)に国指定史跡に指定されています。
世田谷区にある「豪徳寺」は招き猫発祥の地!
豪徳寺は、招き猫発祥の地であるといわれています。
当時彦根藩主であった井伊直孝が、鷹狩りの帰りに通りかかり、お寺の門の前にいた猫に招き入れられたのが、現在の豪徳寺であったそうです。
寺で過ごしているあいだに、突然雷雨になったことから、雷雨を避けられたことや、和尚との話を楽しめたことに井伊直孝が感動しました。
これが縁となり、井伊家の菩薩寺にしたそうです。
その後、招き入れた猫を「招福猫児(まねきねこ)」と呼び、お祀りする「招福殿」が建てられました。
「招福殿」には、数えきれないほどの招き猫が祀られています。
また、境内には高さ22.5mもある立派な「三重塔」もあります。
三重塔には十二支やいくつかの猫の彫刻がほどこされており、見どころの一つとして、多くの参詣者が訪れています。
世田谷区にある「豪徳寺」の交通アクセスをご紹介
豪徳寺へのアクセスは、東急世田谷線「宮の坂駅」より徒歩5分、小田急小田原線「豪徳寺駅」より徒歩15分ほどです。
豪徳寺駅の改札を出ると、正面に招き猫のお出迎えがあります。
駅からの豪徳寺商店街には、看板や置き物など、至るところで出会える招き猫が、豪徳寺までの道のりを楽しませてくれますよ。
●所在地:東京都世田谷区豪徳寺2丁目24番7号
●拝観時間:6時~18時(3月下旬~)、6時~17時(9月下旬~)
●寺務所受付は8時~16時30分(夏季は17時)
●アクセス方法:東急世田谷線「宮の坂駅」より徒歩5分、小田急線「豪徳寺駅」より徒歩15分
●駐車場:あり
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、拝観時間などが異なる場合がありますので、詳しい情報は公式サイト、または直接お問い合わせください。
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