マンションを探していると「SRC造」という文字を目にするかもしれません。
SRC造とは「鉄筋鉄骨コンクリート造」のことを指しています。
強度があり「法定耐用年数」が47年のため、安心して暮らせる造りです。
そこで今回は、鉄筋鉄骨コンクリートのメリットとデメリットをご紹介します。
建物構造が鉄筋鉄骨コンクリートのメリットとは?
鉄筋鉄骨コンクリート造のメリットは、さまざまな建物構造と比較して「トップクラスの耐久性がある」ため、安全性に優れていることです。
それでは、主なメリットを3つご紹介します。
耐震性
RC造と呼ばれる鉄筋コンクリート造に「鉄骨」を加え強度を上げているので、地震による揺れを分散し、変形しにくいというメリットがあります。
耐火性
コンクリートは火災で温度が上昇しても強度に変化はなく、燃えない素材のため火災に強いというメリットがあります。
部屋の面積を広くとれる
強度が高いため柱の本数が少ない点が特徴的です。
従って、ほかの構造と比較しても部屋の面積を広くとることができます。
建物構造が鉄筋鉄骨コンクリートのデメリットとは?
安全性と耐久性が高く、優れている部分が多いですが、デメリットもありますのでご紹介します。
費用もトップクラス
鉄骨と鉄筋コンクリートを使用しているため、工事の工程が増え、長期間に及びます。
また、素材の費用も高くなり、建設費用が高額になる場合が多いでしょう。
ほかの構造と比較して費用が高額になってしまう点が、大きなデメリットといえます。
モバイルWi-Fiの電波が入りにくい
電波の通りがあまり良くないため、モバイルWi-Fiの場合は電波が入りにくいというデメリットがあります。
防音性は高いが騒音が気になることもある
基本的に防音性が高いとは言われていますが、部屋の造りによっては騒音を感じることもあります。
たとえば、隣の部屋との境になっている壁の厚さによっては、音が聞こえやすい場合もあるでしょう。
また、足音や扉の開け閉めの音は鉄筋鉄骨コンクリートであっても響くことがあります。
建物構造が鉄筋鉄骨コンクリートをおすすめしたい人とは?
鉄筋鉄骨コンクリート造の住居をおすすめしたい人、向いている人についてご紹介します。
音に敏感な人
基本的に防音効果が高いので、音に敏感な人におすすめできる建物構造です。
安全性を重視する人
耐久性に優れているので、安全性を第一に考える人におすすめです。
LTEモバイル回線でも問題ない人
モバイルWi-Fiの電波は入りにくいですが、スマートフォンの電波などは問題なく届くため、それでも問題がない人に向いています。
まとめ
建物構造にはさまざまな種類がありますが、鉄筋鉄骨コンクリートは耐久性や安全性が高いのが魅力です。
あまり気にしないかもしれませんが、どのような造りの住居が自分に合っているのかを確認してみてください。
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