自由で気ままな猫ですが、家にいてくれるだけでなんだがとっても癒されます。
そんな猫だって、きっと癒されたいと思っているはずです。
そこで今回は、一戸建てを検討されている方に向けて、新築の住宅で猫と快適に暮らすためのポイントや注意点、取り入れたい設備について解説します。
新築の家で猫と快適に暮らすためのポイント
猫はとてもマイペースな生き物なので、人間の思いどおりにはなりません。
お互いにとってストレスのない環境をつくるには、まず猫の習性を理解しておくことが大切です。
ポイント①猫は狩りが好き
猫は本来狩りをする、運動能力の高い生き物であり、室内飼いでは運動不足にならないよう注意が必要です。
猫が高いところを好む習性を活かして、室内に適度な段差をつくり、上下運動ができるようにしましょう。
ポイント②猫は爪とぎが好き
猫は爪をとぐ習性があります。
爪とぎ場を用意するほか、傷に強い壁紙を選ぶ、保護シートを貼っておくなどの対策が必要です。
ポイント③猫はきれい好き
猫はとてもきれい好きなため、汚れたトイレは使ってくれません。
掃除がしやすくニオイがこもらない、静かで落ち着く場所に猫用トイレを設置しましょう。
新築の家で猫と暮らす場合の注意点
猫と安心して暮らすためには、玄関・リビング・キッチンそれぞれに注意点があります。
玄関
玄関では脱走防止に注意しなければなりません。
一瞬のすきに脱走し、飛び出し事故につながる可能性もあります。
玄関ホールと居室の間にドアをつくるなど、脱走対策は厳重におこないましょう。
リビング
猫が一日の大半を過ごす場所となるリビングは、安全で快適な空間にしてあげたいものです。
大好きな日向ぼっこのできる出窓や、狭くて薄暗い隠れ場所など、猫の習性への配慮が重要となります。
また、電源コードでの感電事故などを防ぐため、コンセントの配置にも注意しましょう。
キッチン
キッチンには火や包丁、誤飲など猫にとって多くの危険が潜んでいます。
独立したキッチンにしたり、キッチンカウンターにガラス窓をつけたり、猫が立ち入れないような対策が必要です。
新築の家で猫と暮らすのに取り入れたい便利な設備
猫と暮らす家を新築する際におすすめの設備を3つご紹介します。
キャットウォーク
猫は高いところから周囲を見渡すことが大好きです。
梁や桁を活用したキャットウォークは、新築設計時でなければつくれないため、ぜひ導入したい設備です。
窓辺スペース
外を眺めることも好きな猫には、日向ぼっこ用の出窓がお気に入りスペースになるでしょう。
出窓がつくれなくても、窓前の台座を広げることで窓辺スペースは確保できます。
キャットドア
気ままな猫の行動を制限しないため、キャットドアは必須の設備でしょう。
マグネットストッパー付きのものやロック機能付きのものまであるため、場所によって適したものを設置しましょう。
まとめ
新築の家で猫と人間、お互いが快適に暮らすためには、猫の習性に配慮した環境づくりが大切です。
猫と暮らす家を新築する場合、新築時でなければつくれない設備もあるため、よく検討しつつ工夫しながら取り入れると良いでしょう。
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