カフェやギャラリーなどで注目されている古民家ですが、昨今、住居としての活用例も増加しています。
そこで今回は、古民家リノベーションの魅力やかかる費用、補助金についてご紹介します。
古民家リノベーションに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
住居としての古民家リノベーションの魅力とは?
古い日本家屋は現代的な住まいにはない、味わいや雰囲気があるものです。
古民家は木材を中心に自然素材を利用して建てられているため、シックハウス症候群などの心配がなく、安心できる住まいとしての魅力もあります。
築年数が古いことで、使われている木材の強度を心配する方もいるかもしれません。
しかし、樹齢100年の檜の強度は、数百年は変化しないとする研究結果があるほど頑丈なのです。
もともとの木材の強度を活かしつつ、リノベーションにより構造補強することで、現行の耐震・断熱基準を満たすことができます。
さらに、最新の設備やライフスタイルに合わせた間取りに変更することで、住まいの性能を上げることも可能です。
また、築年数が税額を左右する固定資産税を抑えることができる点も、古民家リノベーションの魅力の1つです。
古民家リノベーションにかかる費用相場は?
古民家リノベーションを検討する際に、一番気になるのが工事費用ではないでしょうか。
古民家リノベーションは古い設備の交換のほか、間取り変更や耐震補強などが必要なため、工事費用の相場は1,500万円程度となります。
築年数や元の家屋の状態にもよりますが、耐震補強工事で150~200万円、断熱性を向上させるためには300万円ほどの予算が必要です。
古民家リノベーションの実例としては、築40年の古民家を1,200万円でリノベーションした例や、築100年超の農家の納屋を915万円で住居にリノベーション例があります。
趣のある部材を残しつつ費用を抑え、モダンな仕上がりを実現するなど、いずれも魅力的な住宅に生まれ変わっています。
古民家リノベーションに利用できる補助金制度
古民家のリノベーションに使える補助金制度は、事前に確認しておきましょう。
国や自治体が古民家再生のために設けている制度は意外と多いものです。
以下に補助金制度の一例をご紹介します。
●耐震補強の補助金
●省エネに関する補助金
●バリアフリー化の補助金
このほか、古民家解体費用に対する補助金や、伝統的構造の古民家維持のための補助金などがある自治体もあります。
上手に利用することでリノベーション費用を抑えることができるため、適用要件などを事前に自治体へ問い合わせてみることをおすすめします。
まとめ
古民家を住みやすくリノベーションするには、それなりに費用がかかります。
コストを抑えるための補助金制度もあるため、上手に活用したいところです。
古民家リノベーションを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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