マイホームは多くの人が住宅ローンを利用して購入し、とても大きな買い物ではありますが、退職後や子どもの独立のタイミングで買い替えを検討される方も少なくありません。
今回はマイホーム買い替えをご検討中の方に向けて、買い替えのメリットやおすすめのタイミングについてご紹介します。
ローンが残っているときは？マイホーム買い替えにおすすめのタイミング
買い替えを検討する理由やタイミングはご家庭でそれぞれですが、ローンが残っているというケースも多いでしょう。
ローンが残っている場合、売却によって返済できるかが大きなポイントとなります。
なぜならローンが残っている不動産は抵当権が設定された状態なので、売却自体ができないためです。
まず買い替えを考え始めたら、住宅ローンを借りている金融機関に返済の相談にいきましょう。
新居購入でまた新たなローンを組むのであれば、仮審査などをしておくと後々スムーズです。
並行して現在住んでいる住まいを査定に出して、どのくらいの額で売れそうなのかも把握しておきます。
ローンが残っているのであれば先に売却して、仮住まいに住みながら新居を探す「売り先行」がおすすめです。
貯金などで一括返済ができる場合は例外ですが、通常は売却したお金を返済に回し、残りを新居の購入費用の一部とするのが一般的です。
どんなメリットがある？マイホーム買い替えにおすすめのタイミング
マイホームの買い替えは、人生の節目のタイミングでおこなうと特にメリットが大きいでしょう。
たとえば出産で子どもが増えて現在の住まいが手狭になったとき、反対に子どもが独立して空き部屋が増えてしまったときなど、暮らしにフィットした住まいに住み替えることができます。
また現在の住まいに不満があったり、より環境の良いエリアに住みたいなどの希望も買い替えによってかなえられます。
大掛かりなリフォームをするよりは買い換えたほうが、メリットが多いというケースもあるでしょう。
また子育て環境を重視される方は、子どもの進学などに合わせて買い替えを検討されるケースも多いです。
マイホーム買い替えタイミングと年収の関係とは？
マイホームの買い替えではローンを利用される方も多く、当然年収が大きく関係します。
年収からローン借入可能額が決まり、頭金や現在の住まいの売却額と合わせて新居の予算となります。
年収はローン審査時の重要な審査項目ですが、現在の住まいのローン審査に通ったからと言って新たなローンも必ずしも通るとは限りません。
年齢が上がっているとローン返済期間が短くなるので、金額によってはローン審査に落ちてしまう可能性もあります。
