マンションを購入するときは、「分譲マンション」から希望にあった不動産を探すこととなります。
分譲マンションとはどのような物件を指し、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
今回は、基礎知識とともに気になる相場も解説します。
分譲マンションのメリットとは?設備や防犯面の充実
分譲マンションとは、1棟の建物から、1つの住戸ごとに販売されているマンションをさしています。
ちなみに「分譲」という言葉は、「分割譲渡」の略です。
分譲マンションは、実際に暮らしはじめてからも魅力的なメリットが豊富です。
たとえば、「充実した設備」も特徴といえます。
人気の宅配ボックスをはじめ、床暖房や浴室乾燥機、ディスポーザーなど、物件によって設置されている設備も多彩で、選ぶときのポイントにもなりそうですね。
また、分譲マンションは比較的「壁があつい」こともメリットといえます。
防音や遮音性の高い窓ガラスを採用しているケースもあり、騒音トラブルのリスクの低さも、暮らしの安心につながるでしょう。
さらに、「優れたセキュリティ」も利点で、エントランスのオートロックや防犯カメラ、物件によっては管理人が常駐しているケースもあります。
分譲マンションのデメリットとは?知っておきたい注意点
分譲マンションを購入するデメリットは、賃貸と比べたら、気軽に引っ越しできないという点が挙げられます。
しかし、一生の住まいとして購入する人が多いでしょうから、デメリットとは感じられないかもしれません。
とはいえ転勤などのときは、分譲賃貸や売却の検討が必要になる場合もあるでしょう。
また、コスト面でのデメリットは、管理費や修繕積立金が必要になることです。
しかし、共用部分の管理や、大規模修繕工事に活かされていくお金ですから、快適なマンションを維持するためにも大切な費用といえるでしょう。
分譲マンションの相場傾向とは?都内でもリーズナブルに買える?
首都圏の分譲マンションは、全国平均と比べて人気が高く、その分、相場も高い傾向にあります。
とくに、東京23区の新築は高額な物件も少なくありません。
価格も重視したいときには、中古物件を検討すると、同じ東京23区内で、新築より数千万円もリーズナブルに購入できるケースもあります。