中古物件の売却はとくに珍しくありませんが、新築物件を手に入れてからすぐに売らなければならないときもあります。
もちろん、売るのであればなるべく高く売りたいものですが、なにか良い売り方はあるのでしょうか。
今回は、不動産の売却を検討している方のために、新築物件を高額で売る方法について解説するので、ぜひ参考にしてください。
手に入れてすぐの新築物件を高く売却する方法とは?
新築物件を高く売るには、築年数が経たないうちに、なるべく早く売ってしまいましょう。
それには、現在は地価が上昇し築浅の物件の価格も上がっていることと、築年数が経つと資産価値が下がることの2つの理由があります。
高く売りたいのであれば、地価が再び下がってしまわないうちに、売却手続きをしなければなりません。
また、木造の一戸建ての資産価値は、築10年で約半分ほどまで下がり、築15年で20%ほどに、築20年になると10%ほどで下げ止まりになってしまうのです。
マンションも築年数ともに資産価値が下がり、築10年で80%ほどまで下がって、そのあともゆるやかに下落を続けます。
新築物件をすぐに売却しなければならない理由とは?
すぐに新築物件を手放す理由としては、まず離婚が挙げられます。
また、購入後に転勤が決まってしまい、そこで暮らせなくなったということもあるでしょう。
給与カットやリストラで住宅ローンが支払えなくなったときも、残念ながらその物件を手放すしかありません。
治安や近隣住民とのトラブルを理由に、すぐに売りに出す方もいらっしゃいます。
なお、新築物件を売却する際はきちんとその理由を説明しておくと、物件自体に欠陥がないことが伝わり、値引きを要求されにくでしょう。
一方、物件そのものに欠陥がある場合は、当然売れにくくなってしまいます。
また、欠陥の存在を意図的に隠し、買主が何かしらの損害を受けた場合は、売主が損害賠償を請求されることもあるので、注意しましょう。
すぐに新築物件を売却するときの注意点とは?
工事完了後1年以内でも、一度暮らしてしまうと新築物件ではなく、築浅物件になってしまいます。
築浅物件は少し人気が落ちるので、注意しなければなりません。
また、購入時に組んだ住宅ローンを完済しないと売れないのも、注意点の1つです。
オーバーローンにならないかどうか、相場を調べてみると良いでしょう。
もちろん、不動産を売るには、手数料や税金などの費用が必要であることも忘れてはいけません。
そして、何かしらの瑕疵がある場合は、それをきちんと伝えなければならず、それを怠ると契約不適合責任を問われるのでご注意ください。
まとめ
新築物件をすぐに売却しなければならない理由はさまざまです。
売却する際は、すぐに手放さなくてはいけなくなった理由をきちんと説明すると購入希望者に安心してもらえ、売却しやすくなります。
ただ、売主に瑕疵についての説明の義務があることは、売却する際に忘れてはならない注意点の1つです。
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