不動産オークションという売却方法をご存じですか?
不動産の売却と聞くと仲介や買取が一般的ですが、売却を急いでいる方や費用を抑えて売却をしたい方にとって、不動産オークションは活用しやすい方法です。
この記事では不動産オークションの方法や流れ、メリットについて解説していきます。
不動産オークションの方法とは
不動産オークションとは、オークション形式で売却したい物件を掲載~引き渡しまでを自分でおこなう売却方法です。
最低売却価格を自分で設定でき、相場よりも高値で売却できる可能性があります。
不動産オークションには、2つの方法があります。
競り上がり方式
購入希望者は現在入札額よりも高値であれば、何回でも入札できる方法です。
一番高値で入札した方が落札となります。
ポスティング方式
購入希望者は売主の最低売却価格を上回る価格で、1回のみ入札できる方法です。
一番高値で入札した方が落札となります。
仲介・買取との違い
仲介・買取との違いとは、不動産会社が介入するかしないかです。
仲介は、売主と買主との間に不動産会社が入り、買取は不動産会社が買主になる売却方法です。
不動産オークションの流れとは
不動産オークションの基本的な流れをご紹介します。
●物件情報を掲載する
●指定日から入札が開始する
●一番高値で入札した方が落札できる
●売買契約を結ぶ
●決済~引き渡しへ
まずは最低売却価格を決め、オークションに物件を掲載します。
売却価格は低く設定することで購入希望者を集めやすいです。
一方で売却価格を低くしすぎると、安値での売却になることもあるので注意が必要です。
物件を掲載すると、指定日から入札開始です。
競り上がり方式もポスティング方式も、一番高値を付けて落札した方と売買契約を結びます。
売買契約後、入札者のローン審査が通ると決済と引き渡しへ進みます。
自分で金融機関や司法書士などへの協力もお願いしなければならず、不動産会社の仲介による売却のほうが手間はかかりません。
不動産オークションのメリットとは
オークションを利用した物件の売却には、次のようなメリットがあります。
●短期間で高値売却できる可能性がある
●トラブルを防止できる
●広い範囲に宣伝できる
オークションは期間を決めて進めていくため、購入希望者が現れれば短期間での高値売却が可能です。
また、最低売却価格が提示されているので、購入希望者は納得して入札できます。
このため、価格が不満だから値下げしてほしいなどのトラブルを防げます。
入札者の提示価格や手続きが証拠として残るため、売主が責任を負うこともありません。
ほかに、インターネット上に物件情報を掲載するので、多くの方の目に留まりやすくなります。
まとめ
不動産オークションは売却したい物件を掲載~引き渡しまで自分でおこなう取引です。
短期間に相場よりも高値で売却できる可能性がありますが、すべてを自分でおこなう必要がありリスクをともないます。
売却の際は、リスクの少ない不動産会社の仲介・買取も検討してみましょう。
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