眺望の良さや充実した設備が売りのタワーマンションですが、実は売却が難しいともいわれています。
売却のタイミングを間違えてしまうと、利益が少なくなるだけでなく、高額の支払いが残るため注意が必要です。
そこで今回は、タワーマンションの売却を検討している方に向けて、売るのに最適な時期をご紹介します。
タワーマンションの売却タイミング①相場から判断する
売却のタイミングを考える判断基準として相場がありますが、より高く売るためには「不動産価格指数」が参考になります。
不動産価格指数とは不動産相場の価格変動がわかる指数であり、国土交通省によって実施されたアンケート調査がもとになっています。
中古マンションの価格が高騰しているなら売りどきですが、下落している場合は待ったほうが良いでしょう。
また、金利相場もタワーマンションの売却を考えるうえで重要な判断材料です。
低金利の時期には、低い金利で住宅ローンが組めるため不動産を購入しようという方が増えます。
しかし、高金利の場合は購入ニーズも減るので、売却を決めてもなかなか買い手が付かない可能性もあるでしょう。
タワーマンションの売却タイミング②税金から判断する
一般的に住宅ローン控除は10年〜13年で控除期間が終了するので、そのタイミングで売却を検討するのもおすすめです。
住宅ローン控除が終わったあとは固定資産税の支払いだけが残るので、課税される税金が一気に増えることとなります。
また、3,000万円の特別控除を利用して売却したいのであれば、タワーマンションから転出してから3年以内の売却が必要です。
住宅を買い替える場合は、新規の住宅ローン控除と併用ができないので注意しましょう。
他にも、譲渡所得税の税率が下がる5年超や10年超も売るのに最適なタイミングです。
特例や控除を利用できない場合は、不動産の所有年数を考慮して売却することをおすすめします。
タワーマンションの売却タイミング③物件自体から判断する
タワーマンションを賃貸物件として貸し出しているなら、入居者が退出して空室になったタイミングで売却すると良いでしょう。
また、建物自体が古くリフォームを考えているのであれば、工事前に売却することをおすすめします。
リフォーム費用は売却価格に上乗せするのが難しく、結果的に損をしてしまうことがほとんどです。
さらに、タワーマンションは修繕積立金が不足することが多く、大規模修繕のタイミングで建物自体に問題が見つかる傾向にあります。
大きな修繕や工事が必要になる前に手放してしまったほうが、将来的な負担は減ります。
まとめ
タワーマンションの売却を検討しているなら、価格相場・税金・建物の劣化具合などあらゆる観点からタイミングを判断することをおすすめします。
それぞれの状況や物件の状態に合わせて最適な時期を選べれば、損をすることなく売却できます。
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